深さがあるので、銘々皿としてはもちろん
サラダボールやシリアルボールとしても
使いやすいお皿です。

沖縄のやちむん(焼物)を代表する伝統工芸・壺屋焼で
古くから使われている伝統文様の１つ「唐草文」を
土台となる赤土の上から白化粧という白泥をかけて2層にした
器の表面に、丁寧に手彫りすることで浮かび上げる
“線彫り”という伝統技法を用いて表現し、
さらにその周囲には陶芸の技法の１つ”飛び鉋”を施しました。
その後低温で素焼きし、乳白色になるわら灰釉を掛けて本焼きしました。

不透明な乳白色の釉薬の下から見える唐草模様が
優しい印象のお茶碗になっています。

“線彫り”を用いたやちむんを作品は、近年あまり見られなくなっているので
これからも大切に作り続けていきたいと思っています。
また、制作に使用している土や釉薬も、できる限り沖縄の原料を使って
伝統的な工程を心掛けて手作りしています。

手仕事の温もりを感じさせる、味わいのある作品を
是非お手元でお楽しみください。

※白地の色合いは、均一な白色から部分的に
ほんのりグレーがかったように見えるなど
個体差がございます。
また、釉薬の濃度によって、唐草文の見え方にも
個体差がございます。
これらは陶器の風合いを楽しんで頂くものとして
ご理解ください。

【サイズ】
直径約15cm / 高さ約4.5cm

【素材】 陶器
【生産・発送地】 沖縄

♦︎プレゼント用ラッピング(箱など)は承っておりません
♦︎ 配送用の段ボール箱は、リユース箱を利用する
場合がございます。
♦︎ ご購入前に作品の「サイズ」や下記〈陶器の特徴〉を
十分にご確認頂きますようお願い致します。
♦︎画面上と実物では色が異なって見える場合があります
♦︎全てを手作業で制作しておりますので、作品ごとに
色や形がわずかに異なる一点ものとしてご理解ください

［ご使用上の注意］
◼︎お手入れの方法は、プロフィールをご覧ください。
◼︎オーブン、直火でのご使用はできません。
電子レンジは変形の原因となる恐れがありますので
できるだけご使用はお控えください。

ご不明な点がございましたら、お気軽に
お問い合わせください。


＜陶器の特徴＞
1、色ムラ、垂れ、滲み
　　成形後に白化粧土を施す際に生じる
　　白味の濃淡の差異や絵付けでの筆跡や
　　釉薬の濃淡・垂れがございます。

2、貫入（かんにゅう）
　　成形した土と釉薬それぞれの収縮率の
　　違いによって、表面にヒビのような線が
　　見られることがございます。
　　ご使用中に落としたり、ぶつけたりといった
　　衝撃を加えていない限りは
　　このような貫入と呼ばれるものです。
　　ご使用上の問題はございませんが、
　　長らくお使いいただくうちに茶渋などが
　　染み込み、線となって浮き出てくることが
　　ございます。

3、ピンホール、気泡
　　表面に小さな穴のようなもの
　　（ピンホール）や小さな気泡が生じる場合が
　　ございますが、ご使用上の問題はございません。

4、鉄粉
　　時々表面に黒っぽい斑点が見られます。
　　原料の中に含まれる鉄分が焼成の際に反応した
　　もので、ご使用上の問題はございません。

5、高台内の線
　　成形後に白化粧土を施しますが、
　　乾燥する段階で高台に沿って化粧土に
　　亀裂が生じて、ヒビ割れのように
　　見えることがございます。
　　これは表面上のもので、上から別の釉薬をかけて
　　表面を保護しておりますので、
　　破損等の心配はございません。